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病院と僕

「スマホ上の空論」

もはや日記やブログの領域ではない「こうすけ日記」
読者に役立つヒントが見つかれば幸甚です。

解説者の平山こうすけ
今回は病院と僕についてのお話です。

5月5日に二十四節気でいう「立夏」を迎える。
もうすぐ夏が始まる。僕は、3ヶ月ごとに病院へ向かう。
今日も再検査をしに病院へやってきた。

今週はゴールデンウィークで、主治医の女医の先生が休みだった。
「◯川先生は本日おりませんので、別の医師でよろしいですか?」
と受付さんに尋ねられた。
「どなたでも構いません」と僕は答えた。

すると、僕を割り込み、高齢の男性が受付さんに話しかける。
「すんません!◯山先生はおりますか?」と大きな声で尋ねる高齢男性。
受付さんは「◯山先生は退任されおります」とこたえた。
「そうか、私と同じ20年生まれ、退任か・・退任には早すぎる」
とガッカリとした表情の高齢男性は去っていった。

昭和20年生まれということは、80歳か。それは退任されるよね。
僕は、確かに若い高齢男性を可哀想に感じてしまった。

これまでも、この病院の待合室では、数々のドラマで興奮をした。

いつものように長く待つのだと思っていた僕に
「43番の方5番診察室に」とアナウンスが流れた。

早いな、いつも1時間は待つのに、早い。
こんなに早いのは以前の先生以来の速さだ。

僕は5番診察室に入る。
そこには・・「あっ雲丹の先生」
「あれ?辞めて関西に帰ったのではないのか?幻か?」
僕の心は動揺に走っていた。

雲丹の先生というのは、
「お仕事は何されていますか?」と尋ねる雲丹先生。
「美容師です。」という僕に
「漁師さんですね。」と謎の回答を繰り出す、あの雲丹先生だ。
サーフィンで焼けている姿の僕でも、漁師はないだろ。

僕は「先生なんで尿酸値が増えたんですか?僕、食事も運動も
気をつけているのですが・・」と答えた時の返答にも、
「雲丹(うに)の食べ過ぎです!」
オレは素潜りの漁師じゃない!と何度、心で叫んだことか。
まさかの再会。これが巳年の「再生と変化」の強さなのか?

僕はまた「どうせまた漁師の話に戻るのだろう笑」と構えていた。

すると、雲丹先生は検査結果を淡々と僕に差し出した。

「口で言えよ!目の前にいるのだから!」

この雲丹先生は本当に斜め上を突き抜けている。
どうりで総合病院なのに待ち時間が早いわけだ。
新しい診察方法を雲丹先生は生み出していた。

5番診察室を後に、僕は今になって疑問が浮かんだ。
「再検査なのに、特に大きなかわりありませんって?また再検査なのか?」

雲丹先生・・・筆談という技を学びやがって。

どこか3ヶ月後を楽しみにしてしまう僕がここにいた。

 

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心の解説者®︎・エッセイスト 平山 こうすけ

 

 

 

心の解説者®︎・スマホ上の空論・エッセイ・随筆・ポジティブ心理・エッセイスト・ユーモア哲学・売り出し方・コーチング・平山 こうすけ コウスケさん

 

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