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すーさんと僕

2024.05.04

「売り出し方をつくる」

 

もはや日記ではないレベルの「こうすけ日記」
心理ブログよりもファンが多い現実・・
心の解説者の平山こうすけです。
今回は「すーさんと僕」についてお話をします。

僕は昨年の異常気象に見事に打ちのめされ、
漁港のじいさん同士の喧嘩も発生し、人生は同じ時間を
繰り返すように感じながらも、実は異なる時間が存在する
ことを僕は学んだ。

74歳のじいさんが、68歳のじいさんに「ジジイ」と
言われたことに腹をたて、いまだにこの問題は解決をしないままに
僕らの集まる公園(港)はすっかり静かになってしまった。
「ジジイがジジイにジジイと言われて腹がたつ」一見するとくだらない
原因にも聞こえるけれども、人の喧嘩はこれくらいにくだらないこと
現実だ。

僕のいく病院にも爺さんがいる。爺さんは苦しそうにドクターに伝える
「先生どうしたら良くなりますか?」
ドクターは爺さんに質問をする「お薬はどおされましたか?」
爺さんは苦しそうにドクターに答える「お薬は家に全部あります!」
ドクターも困ったように爺さんに伝える「お薬を飲まないと良くならないですよ!!」

人の固定概念はなかなか修正できないから個性も生まれるんだ。

ある日、僕がいつもの港に到着すると、仲間のタケちゃんが主人公のように
登場をした。「ほらヒラちゃん入るよ!」タケちゃんは明るく優しい男だ。
犬も猫も好きで奥さん想い。必ず人の集まるところにこういった温かい人が
存在している。

海のコンディションとしては五段階評価で2の海だったが、
かつてのジイサンズ(子供)の溜まり場は相変わらずいい波だった。
僕は「みんながまた集まったらな・・」と時間の流れも感じていた。

冬のウェットから春夏のウェットに変わる5月。
僕らサーファーにとっての夏の訪れを意味している。
早朝の4時から空は明るく、朝の海風が吹き始めると
理由もないのにワクワクした見た目は大人、中身は子供の男女が集まる。

物思いにふける僕にローカルのすーさんがきた。
「ヒラちゃん写真撮らせてよ!」と柔らかい笑顔で
インスタントカメラをカブ(バイク)から取り出す。
「僕の電話にはカメラがないから、写真は決まってこれなの」
「ここのメンバーはいいよね!家にみんなの写真を飾るのが好きなんだ!」
とすーさんは笑顔で話してくれた。

小学校でいう新聞係がすーさんだ。
赤い板に50ccのバイク、すーさんを知らずして公園は存在しない。
みんなに優しく、しつこくもなく、人が好きなすーさん。

すーさんの「みんなの写真(フィルム)を大切にしたい」という
言葉を聞くと、自分のエゴや正義感で人を区別する行動を恥ずかしく思う。
みんながみんなを好きでなければいけないルールは存在しない。
けれども、同じ目的や好きな場所で出会った人にも意味がある。
そういった本来の隠れた部分をすーさんは大切にしているのだろう。

どんなことでも人生に無駄なことはない。
そんなメッセージに僕は感じた・・

そんな時間をすーさんと過ごしていると、いつものメンバーや、
まだ自己紹介を終えていないメンバーも集まりだした。
(連絡も取り合っていないのに)
続々と集まる港の姿にかつての風景が浮かび上がる。

すーさんの後に改めて見ると50代、60代、70代だけれども
ヤカラの集まりに僕にも見える。
僕と一緒に来た仲間にも僕が「みんなガラ悪いよね、だからここ
やばい人の集まりって言われちゃうのかね」と仲間に言った。

すると仲間は「コウスケさんも十分仲間に見えるし、同じですよ・・」
・・・同じですよ・・・

人の固定概念はなかなか修正できないから個性も生まれるんだ。

海からの帰り道、僕はハッシーに連絡をした。
今年こそはもう一度海でと。
ハッシーからも「今年もまた一緒に入りましょう。又海で」
と返信が届いた。

みんなの港に夏が訪れた。

 

 

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心の解説者®︎・エッセイスト 平山 こうすけ

 

 

 

心の解説者®︎・エッセイ・随筆・ポジティブ心理・サイコパス・ユーモア哲学・売り出し方・コーチング・平山 こうすけ コウスケさん

 

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