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お弁当と僕

2024.02.17

「売り出し方をつくる」

 

もはや日記ではないレベルの「こうすけ日記」
心理ブログよりもファンが多いとか・・
心の解説者の平山こうすけです。
密かにエッセイで人気の”僕のシリーズ”、
今回は「お弁当と僕」についてお話をします。

春1番が猛烈に吹き、普段は気にしていない外に置いてある
物たちが次々と破壊されていった。
「もう春かぁ。」と短パン姿で僕は外に外出すると、
翌日の寒さは尋常ではなく、三寒四温の攻撃は
僕を直撃した・・「寒すぎる」

気温の乱高下に振り回されながら
いつもウォーキングで通り過ぎる大将の弁当屋に
足が止まった。

僕はここの焼肉弁当が好きだ。
贅沢に食べるのならば、そぼろ弁当ほど贅沢なものはない。
全て大将の手作りで、TV撮影のロケ弁や、スタジアムにも配送を
している人気店。

お弁当というと、学生時代しか思い出さない。
小学校の給食がなくなってから。昼食は自分で用意する
生活を今でもしている。

小学校で勝手に出されていた給食に生意気に文句をいうくらいな
僕がいて、「こんな給食を食べるくらいなら買う方がいいし!」
なんて、本当は給食が好きなのに無理する自分を出して調子に乗っていた。

そして、いつも当たり前だった給食から別れてみると、
食べるものを選べない幸せや、文句もいうことができない辛さ、
当たり前すぎて忘れていた「今日は何かな?」の楽しみさえないことを、
僕は給食と別れて失って、はじめて気づいた。
失ってからはじめて理解した。

親が用意してくれるお弁当でも同じだ。
友達のお家のお弁当と僕のお弁当を勝手に比較をして、
僕のお弁当は恥ずかしいと僕は思い込んでいた。

給食と別れて、失ったことの大きさを知っていたはずなのに、
バカな僕は、また繰り返す・・
「お弁当がめんどくさいなら買うからいいよ」
自分で好きなものを選べる方がかっこいい・・なんて思う
バカな僕がいたんだ。

損か?得か?格好良いか?格好悪いか?ではなく
手間暇かけながら、用意をしてくれた想いを
何でもっと素直に理解できなかったんだろう・・

結局、いつでも昼食を自由に選べる今を僕は生きていて、
僕はもっと寂しくなった。

大将のお弁当も手作りだ。選ぶのは僕だけど・・
たまに大将から勝手におかずを渡される(涙
今年も白子の玉ねぎを持っていかないと。

クリスマスやバレンタイン、夕食やお弁当、
深夜の夜食。
お湯を沸かしてくれることさえ、大切なことがある。

「何でそんなの買ってきたの??」という場面。
それが本当はとても幸せなことを。

 

ブログをご覧頂きありがとうございます。

日々向上される皆様を心から応援しております。
心の解説者®︎・エッセイスト 平山 こうすけ

 

 

 

心の解説者®︎・エッセイ・随筆・ポジティブ心理・サイコパス・ユーモア哲学・売り出し方・コーチング・平山 こうすけ コウスケさん

 

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